「まつえ市民大学講座」
「空間を彩るアート -宙に浮かぶ形を作ろうー」(2017.8.5)

松江市主催の生涯学習講座「まつえ市民大学講座」の美術コースで講座を開催しました。
今回は「空間を彩るアート -宙に浮かぶ形を作ろうー」と題して共同制作をしました。

透明、半透明な素材でオブジェを作り、それを集めて天井から吊り下げ、そのスペースを「光の森」のような空間にしようという試み。

空間の装飾ということから、まずショーウィンドーのようなディスプレイデザインの例を挙げ、それから現代美術のインスタレーションという表現形式が生み出す新しい空間世界を紹介しました。

でも受講生の平均年齢は65歳なので、難しいことを考えなくてもいいよ、ということにして、子供のころに戻って図画工作の「造形遊び」のように、作ることそのものやその時間を楽しもうと呼びかけました。

ともかく、うまく作ることや完成させることを考えないで、自分の気持ちの向かうままに作ること、作ったらその中で自分たちが楽しむことがこの講座の趣旨でした。

固定観念を破って制作することも難しいですし、インスタレーションとして成立しているかどうかも別にして、意外と一つ一つのオブジェが面白く、受講生は、出現した「光の森」(と言うほど森ではないですが)を自分たちで見て、不思議そうな顔をしつつ喜んでいました。

まつえ市民大学講座
まつえ市民大学講座
まつえ市民大学講座
まつえ市民大学講座
まつえ市民大学講座
まつえ市民大学講座
まつえ市民大学講座

美研のあれこれ⑪

大原美術館
大原美術館

前回のtopicsが美術館巡りを半年分まとめて記録したのと同じように、今回「美研のあれこれ」もこの夏からの半期分をまとめて書くことになってしまいました。

もっとこまめに書かなくてはと思いつつ・・・・まぁ今年中に間に合っただけでもいいとして。

1.オープンキャンパス(8月7日)

島根大学教育学部は8月7日(木)にオープンキャンパスを開催しました。
午前中の全体説明に続いて午後は各専攻で個別入学体験が開かれました。
「美術専攻」では教員による専攻の説明(下の①②)と学生による授業の説明や交流(下の③④)、教員による持参作品の講評(下の⑤)という内容で実施しました。

専攻・コース入学体験 「ようこそアートの世界へ」
① 美術専攻4年間の学びについて
美術の各分野の紹介のほか、パワーポイントでカリキュラムの特徴・学生生活・実習や専攻別体験などを説明しました。
②推薦・前期入試について
推薦入試の内容と前期入試について説明し質問を受けつけました。
③絵画室などの施設と学生作品見学
学生が絵画室、彫刻室、デザイン室などの施設とそこに展示した授業作品を紹介し、授業の内容などを説明しました。
④在学生との交流会(写真①)
在校生15名ほどが絵画室で参加生徒と交流を持ちました。授業のこと、課題のこと、学生生活のことなど和気あいあいと話をしました。
⑤「持参作品の講評」 
参加者が持参したデッサン、水彩画、油彩画、彫刻・工芸作品、ポスターなどのデザイン作品等を専攻の教員が講評・アドバイスをしました。


写真①

③の学生による施設や授業作品の解説はとても好評です。学生自身の口から大学生活のことや入試のことなど直接話を聞けるので、参考になりまた親近感がわくようです。
また私たち教員は特に⑤の「持参作品の講評」に力を入れています。たくさんの高校生の作品を見、またそれを通して高校生や先生方との交流を深められたら幸いです。

また島根大学教育学部美術専攻について興味のある方、質問等のある方は新井までメール(arai@edu.shimane-u.ac.jp)にてご相談ください。
なお美術専攻のデジタルパンフレット2014年版が、島根大学教育学部ホームページの以下のサイトでご覧になれます。
URL http://www.edu.shimane-u.ac.jp/ より「専攻分野」→「美術教育」→「美術教育専攻パンフレット2014年度版はこちら」
また、私たち教員スタッフについては同じく島根大学教育学部ホームページ「教育研究スタッフ」→「美術教育」でご覧になれます。

2.美術館ワークショップ(8月9日〜12日)

今年も島根県立美術館で子ども向けのワークショップを開催しました(写真②)。
これは3年生の専攻別体験学修の一環で、前期の「造形授業構成研究」授業の中で企画、題材設定、演習等をし、夏休みに美術館で実習を兼ねてワークショップを開くものです。
このワークショップで学生は美術題材の設定から実際の説明・指導ばかりでなく、様々な参加者との対応までを体験し、すぐ後期に控えている教育実習への基礎を築くものとなります。
今年は8月9日から12日の4日間、同時期に企画展として開催されている、「浮世絵」展とリンクして、「めざせ版画職人 色を重ねて浮世絵ランプ」と題して、木版の印刷を重ねた作品を使ってランプを作るワークショップを開催しました。(写真②、③パンフレット)

美術館ワークショップ
(写真②)
美術館ワークショップ
(写真③)

あらかじめ作ってある木版を多色刷りして、ランプシェードにするものです。とても複雑な手順なので時間もかかり、その分創作の時間が少なくなったのが残念だったですが、3年生8名の説明や事前の準備、また息もぴったりで気持ちの良いワークショップになりました。
3年生はこの経験を生かして9月から教育実習をしますが、学校教材の場合は、ワークショップの題材と違い、受講者が自らの独創での制作活動を多く入れなくてはいけません。またその時にすぐできてしまうのではなく、悩んだり葛藤したりする中で自分なりの造形物となるような活動を保証する指導が必要になります。そうした美術活動の本質を取りこんだ題材、授業案を創ることが教育実習では必要になってきます。

3.教育実習 (8月28日〜9月30日)

3年生の教育実習Ⅳが附属中学校で行われました。
8人の学生が4人ずつ1年生と3年生の担当になって授業題材を考え、1か月間の実習に取り組みました。
1年生は「抽象作品を作ろう−オノマトペをいかして−」。

ニョキニョキやビヨーンなどのオノマトペから連想されるかたちを土粘土で抽象作品として表現する制作です。抽象は中学生にとって難しい題材ですが、擬音のイメージをもとにすることで、形を立体的な抽象として表わすことにうまく結びつけました。制作の要点として①ボリュームを持つこと②動きを作ること③バランスを見ることの3点を説明して、純粋形態としての抽象に生徒の感覚が向かうように指導しました。充実した実践で面白い作品が生まれたと思います。(写真④⑤⑥)

教育実習(中学1年生)
(写真④)


教育実習(中学1年生)
(写真⑤)
教育実習(中学1年生)
(写真⑥)

3年生は「針金で創ろう立体アート」。こちらも立体の抽象作品制作です。針金という線材を直線、曲線などいろいろな形に変形することで、動きを持った抽象作品制作を行いました。こちらは、制作の要点を①線の動きで空間を作る②線のつながりで面を感じる③全体のバランスを作る、の3点として、やはり感覚的な抽象制作への目を生徒に持たせるようにしました。(写真⑦⑧⑨)

教育実習(中学3年生)
(写真⑦)


教育実習(中学3年生)
(写真⑧)
教育実習(中学3年生)
(写真⑨)

今回、1,3年とも題材が抽象の立体作品制作となりましたが、両学年とも立体としての造形要素とをきちんと取り入れ、既成概念でできる説明的、観念的な形にしないで、形そのものの面白さ、美しさを創造し感じるよう指導できたことが成果だと思います。

4.島根大学公開講座 −シルクスクリーンでオリジナルプリントを作ろう−
(10月30日〜11月13日)

毎年秋恒例の島根大学生涯学習講座、今年は「版画講座」−シルクスクリーンでオリジナルプリントを作ろう−と題して3週に渡って実施しました。

この講座、はじめのころは油彩画をやっていましたが、最近は版画講座シリーズで、一昨年の木版リトグラフ、昨年の厚紙版ドライポイントでした。今年はシルクスクリーン。
自分だけのオリジナルマークをデザインして、それをシルクスクリーンのカッティング法で製版します。できたら皆でTシャツやハンカチ等の布にプリント。
最後はみんなで寄せプリントをしました。(写真⑩⑪⑫⑬)

このシルクスクリーンのカッティング法は、制作手順が変化に富んで面白く、しかも初心者でもそれぞれ自分の構想に合わせて皆うまく作れるので、楽しくそして達成感のある制作になります。

版画講座
(写真⑩)
版画講座
(写真⑪)
版画講座
(写真⑫)
版画講座
(写真⑬)

5.「教員養成モデルカリキュラムの試行的実践と改善 第2回シンポジウム」
(於:鳴門教育大学)に討論会評価者として参加しました。

2014年12月3日、鳴門教育大学にて「教員養成モデルカリキュラムの試行的実践と改善 第2回シンポジウム 『学生に教科の本質をどう伝えるか −中学校教員養成における教科専門科目のあり方−』」(写真⑭)が開催されました。

鳴門教育大学シンポジウム
(写真⑭)

このシンポジウムでは鳴門教育大学が長年取り組んでいる、教員養成教育のためのカリキュラムや教科内容授業研究の成果の発表と、またそれに対して協議が行われました。
今回、そのシンポジウムでのテーマとして「中学校教員養成における教科専門科目のあり方」に関する発表と討論会が行われ、私はそれを受けて最終評価をしました。
教員養成大学・学部の教科専門教員の行うべき授業については、2004年の在り方懇の答申以来、教科内容学研究という形で研究が重ねられてきました。現在鳴門教育大学を中心にそのテキスト化が進められていますが、今回のシンポジウムは、教科専門教員の授業内容を、教員の実際の発表をもとにしてもう一度検証しようとしたものです。
私は何人かの教科専門教員の授業実践報告と討議の後で、現在の教科専門教員の立場と課題を、○専門教育に対する教員の意識の転換、○専門内容の教育実践の立場からの再構築、○教科内容の構成原理としての学問研究のメタ化と「専門的視座」の獲得、学問史修得 などの点を中心にまとめました。(写真⑮⑯)
今や、教員養成大学・学部の教科専門教員の授業に関するこのような論議は避けては通れないものとなっています。

鳴門教育大学シンポジウム
(写真⑮)
鳴門教育大学シンポジウム
(写真⑯)

鳴門教育大学は島根からはかなり遠く6時間以上かかります。シンポジウムの翌日、島根に帰る途中、倉敷に途中下車し大原美術館に行きました。
ここに来るのはもう6回目か7回目になります。おなじみの作品と再会しました。
ゴッホからセザンヌ、ピカソ、マティス、モディリアー二、クレー・・・高校生のころ、毎晩図録や画集を喰らいつくように見ていた作品たちです。これらの作品との出会いから私は美術に夢中になり、いつの間にか絵とともに歩む人生を選んでしまうことになってしまった。近代美術との出会いは私にとって運命だと思います。
大学を出てからは、自分の絵画探求上の方向として現代における絵画の在り方を追求する中で、近代美術は超克すべき存在となりました。近代の個人主義、人道主義、造形主義を乗り越えないと今の自分の絵画を確立できないものとなりました。
それからは展覧会でもずっと現代美術を追い続け、最近では知らないアーティストの新しい作品を求めて、ガツガツと展覧会を回っていますが、その日ばかりは近代絵画を懐古しました。たまにはいいでしょう。

ところで、大原美術館の分館は日本美術の専門館で、やはり懐かしい作品がたくさんあります。その地下を行くと現代美術が展示してあり、その一番奥には、あまり知られていないけど、今をときめく作家の作品−東島毅、堂本右美、津森みゆき、会田誠・・・・−がひっそりと展示されています。いいものばかりです。ここに来るとさすがに血がさわぐ。

ということで今年も年が詰まったところで慌てて「美研のあれこれ」をまとめて書きました。
来年はきちんと報告できるようにしたいです。
よいお年を!

島根大学生涯学習講座「版画講座」

-ドライポイントプレートで凹凸版刷りを楽しもう- (10月24日-11月21日)

毎年秋恒例の島根大学生涯学習講座、今年は「版画講座」-ドライポイントプレートで凹凸版刷りを楽しもう−と題して5週に渡って実施しました。

基本的にはドライポイントですが、版に厚紙を使いニードルやビュラン、ルーレット等の道具で線描する(いわゆるドライポイント版画)の他に、紙や布などのコラージュを施して様々な表現効果が楽しめます。また厚紙なので紙の一部を剥いだり、ベルソーやルーレットなどの版画道具で効果的な模様をつけることもできます。
またこの版画の楽しみは、1つの版で凸版刷り、凹版刷り、凹凸版刷りの3種類の印刷ができることで、それぞれ違った表情の作品が楽しめる版画です。
たくさんの作品ができました。最後はできた作品を飾って発表会をしました。

版画講座
版画講座
版画講座
版画講座
版画講座
作品発表会

美研のあれこれ⑩

1.オープンキャンパス(8月9日)

島根県立美術館庭の渡辺豊重の作品
島根県立美術館庭 宍道湖沿いの渡辺豊重の作品

島根大学教育学部は8月9日(金)にオープンキャンパスを開催しました。
午前中の全体説明に続いて午後は各専攻で個別入学体験が開かれました。
「美術専攻」では以下のような内容で実施しました。

専攻・コース入学体験 「ようこそアートの世界へ」

① 美術専攻4年間の学びについて

美術の各分野の紹介のほか、パワーポイントでカリキュラムの特徴・学生生活・実習や専攻別体験などを説明しました。

②推薦・前期入試について

推薦入試の内容と前期入試について説明し質問を受けつけました。

③絵画室などの施設と学生作品見学(写真①)

学生が絵画室、彫刻室、デザイン室などの施設とそこに展示した授業作品を紹介し、授業の内容などを説明しました。

④在学生との交流会(写真②)

在校生15名ほどが絵画室で参加生徒と交流を持ちました。授業のこと、課題のこと、学生生活のことなど和気あいあいと話をしました。

⑤「持参作品の講評」

参加者が持参したデッサン、水彩画、油彩画、彫刻・工芸作品、ポスターなどのデザイン作品等を専攻の教員が講評・アドバイスをしました。

絵画室などの施設と学生作品見学
(写真①)
在学生との交流会
(写真②)

私たち教員は特に⑤の「持参作品の講評」に力を入れています。たくさんの高校生の作品を見、またそれを通して高校生や先生方との交流を深められたら幸いです。また③の学生による施設や授業作品の解説も好評です。学生自身の口から大学生活について直接話を聞けるので、参考になりまた親近感がわくようです。

島根大学教育学部美術専攻について興味のある方、質問等のある方は新井までメール(arai@edu.shimane-u.ac.jp)にてご相談ください。
なお美術専攻のデジタルパンフレット2013年版が、島根大学教育学部ホームページの以下のサイトでご覧になれます。
URL http://www.edu.shimane-u.ac.jp/ より「専攻分野」→「美術教育」→「美術教育専攻パンフレット2013年度版はこちら」、
また、私たち教員スタッフについては同じく島根大学教育学部ホームページ「教育研究スタッフ」→「美術教育」でご覧になれます。

2.美術館ワークショップ(8月10日〜13日)

今年も島根県立美術館で子ども向けのワークショップを開催しました(写真③)。
これは3年生の専攻別体験学修の一環で、前期の「造形授業構成研究」授業の中で企画、題材設定、演習等をし、夏休みに美術館で実習を兼ねてワークショップを開くものです。
このワークショップで学生は美術題材の設定から実際の説明・指導ばかりでなく、様々な参加者との対応までを体験し、すぐ後期に控えている教育実習への基礎を築くものとなります。
今年は8月10日から13日の4日間、同時期に企画展として開催されている、「佐伯祐三」展とリンクして、佐伯の描いたようなパリの街の家々を立体的に制作するワークショップ「佐伯の絵から飛び出した[立体で作る]パリの街」(写真④パンフレット)を開催しました。

美術館ワークショップ
(写真③)


ワークショップパンフレット
(写真④)

制作手順は複雑で、まずいろいろな形の角材にコルクシートで窓等の凸凹を作り、そこにパテを塗り壁を作ります(写真⑤)。着彩をした後、ポスターや新聞の写真などを貼り、壁の装飾をします(写真⑥)。最後に建物の汚れた雰囲気を、絵具に漬けることで出し完成(写真⑦)。とても複雑な手順なので時間もかかり、その分創作の時間が少なくなったのが残念だったですが、3年生7名の説明や事前の準備、また息もぴったりで気持ちの良いワークショップになりました。

美術館ワークショップ
(写真⑤)


美術館ワークショップ
(写真⑥)
美術館ワークショップ
(写真⑦)

3年生はこれから教育実習に向かいますが、学校教材の場合は、ワークショップの題材と違い、受講者が自らの独創で形作る活動を多く入れなくてはいけません。またその時にすぐできてしまうのではなく、悩んだり葛藤したりする中で自分なりの造形物となるような活動を保証する指導が必要になります。そうした美術活動の本質を取りこんだ題材、授業案を創り上げて欲しいものです。

3.教員免許状更新講習(8月19日)

さる8月19日に教員免許状更新講習を開きました。5年前から実施されているものですが、私が担当するのは3回目です。
講習は「絵画素材による授業題材研究」と題して、おもに、近現代の絵画・造形思想から生まれた技法や形式の中のいくつかから授業題材との関連を探り、その研究をもとに参考作品となりえるような専門内容と題材の本質を伴った作品演習制作をするという内容です。
美術の先生方のための研修講座なので、美術の授業題材の理解を目的としたものですが、それとともに、あまり堅苦しくならず、制作者としてその場の制作を楽しんでもらうような気持ちで行いました。
具体的には「近現代の絵画・造形思想から生まれた技法や形式」としてコラージュ・マティエール技法を題材として講義と演習制作をしました(写真⑧⑨)。
お疲れ様でした。

教員免許状更新講習
(写真⑧)
教員免許状更新講習
(写真⑨)

美研のあれこれ⑦

○美術館ワークショップ「わらで手作りウォールポケット」(8月11日〜14日)

8月7日にやっと前期が終わり、「夏休み突入コンパ」で盛り上がったと思ったら、3年生は8月11日より美術館ワークショップ。
今年は展覧会中の「民芸」展に合わせて「わらで手作りウォールポケット」(写真①)。わらと布を手作りの簡易な織器で織っていきウォールポケットを作ります。
私も作ってみましたがかなり行程が複雑で難しい。
3年生は皆で協力しとてもスムーズに制作手順を進めていました。チームワークもいいし、準備や説明の要領もとてもよく充実したワークショップでした。(写真②③)
ただ、ワークショップでは一般の方に時間内に完成作品を作らせるという目的のため、どうしても作り方講座になってしまう。美術で一番大切な創作活動部分に時間が取れないのが残念。9月からの教育実習ではワークショップと違い、創作活動をどうさせるかにポイントをおいて題材設定をして欲しいものです。

美術館ワークショップチラシ
写真①
美術館ワークショップ風景
写真②
美術館ワークショップ風景
写真③


○林妙香ついに結婚!(8月25日)

平成16年度卒の絵画ゼミ生、林妙香がついに結婚して山本妙香になりました!
山本は介護・学童施設で働きながら、休みを利用して取得した臨床美術師の資格を生かして、職場で活用しながらがんばっています。旦那様も同業者だそうです。
在学中、学生研究室の椅子に胡坐をかき、カップラーメンとビールでお昼にしていた妙香が・・・・結婚できてホント良かったです。
同級生がたくさんお祝いに駆けつけて祝福しました(写真④⑤)
末長くお幸せに!

林妙香さん結婚式
写真④
林妙香さん結婚式
写真⑤


○石上先生、松江で個展(9月3日〜9月28日)

もと同僚、4年前まで島根大学の彫刻の先生だった石上城行先生が松江市のスペーストカトカ (YCスタジオ内)で個展を行いました。
今まで作ってきた習作の小品(マケット)を50個ほど配置するインスタレーション(写真⑥)や、アイデアを練る時のドローイング(写真⑦)などが置いてあり、小さなスペースにふさわしい興味深い展示になっていました。

石上先生の個展風景
写真⑥
石上先生の個展風景
写真⑦

以下は石上先生の、この展覧会に寄せたメッセージです。

「心のおもむくままに線を走らせ、自身の記憶を反芻するように描くドローイング。私は作品と向き合う前に、必ずこの儀式のような一時を過ごします。そのとき芽吹いたイメージを手掛かりに一握りの土を手に取って、練って、捻って、作品「記憶の容(かたち)」を結実させるのです。
今回、歴史と文化のまち松江を120年にわたり見つめてきた蔵が「ギャラリースペース」として復活していることを知りました。古い街並みの奥にひっそりとたたずむその場所で、小さな展覧会を開きます。内容は、小品「記憶の容」シリーズと「ドローイング」、そしてアトリエの空気を併せて展示する予定です。
記憶の憑代として現われる様々な断片の展示を通じて、私の創造の瞬間をお届けしたいと考えています。」

まだ会期中です。興味ある方はぜひご覧ください。

○教育実習始まる(8月28日〜9月26日)

3年生の教育実習Ⅳが附属中学校で行われています。
8人の学生が4人ずつ2年生と3年生の担当になって授業題材を考え、1か月間の実習に取り組んでいます(写真⑧⑨)。
2年生は「作って使おう!オリジナルスプーン」。桂の木の破材を利用して、その原形をもとにそれぞれ形や用途のユニークなスプーンを作ります。
使えてユニークな形のスプーンをアイデアするのが楽しい上に、削って磨いて形にしていく工程も楽しい題材になりました。
3年生は「銅版レリーフで自分のロゴマークをつくろう!」。自分の名前や部活などから自分を表わすロゴマークを考え、それを薄い銅板にボールペンの先等でボリュームをつけることで表わす制作です。(写真⑩)
こちらも自分のロゴマークというアイデアの面白さ、平らなものにボリュームをつけることで形としてあらわす制作の仕方など美術的要素と楽しさ満載の題材です。
美術館ワークショップでは創作部分が不足しがちだと書きましたが、この教育実習では美術的題材がとてもよくできていて、また皆、板書や説明なども落ち着いてきちんとできていて、収穫の多い実習になりそうです。

教育実習風景
写真⑧
教育実習風景
写真⑨
教育実習風景
写真⑩

○奈義町現代美術館見学(9月16日)

ゼミ生、2年生、卒業生など5名と一緒に奈義町現代美術館に行って来ました。(写真⑪)

奈義町現代美術館
写真⑪

奈義町現代美術館は、平成6年の開館以来ずっと行ってみたいと思っていて、それがやっと今回実現しました。
ご存知のようにこの美術館は3つの大規模な常設作品だけでできています。
それから今回は企画展として「中島麦」展、それから「旅するアート」展という、「おかやま県民文化祭地域フェスティバル」関連のインスタレーション数点の展示がありました。
まずは常設作品。
宮脇愛子の「うつろひ」。この作品は群馬近代美術館等色々なところにありますが、ここでは水面と石の上に設置されていて、建物(磯崎新)との関係で陰影が印象的でした。(写真⑫)
荒川修作+マドリン・ギンズの「偏在の場・奈義の竜安寺・建築する身体」。(写真⑬)立つ場が膨らんでいたり円形にへこんでいたり、非常に不安定なので、重力を色々な方向から感じる。身体に訴えかけられる作品でした。
それから岡崎和郎の「HISASHI−補遺するもの」(写真⑭)
中島麦(なかじまむぎ)は旅や日常の記録や記憶をモチーフとする絵画作品作家。日常の中、あるいは旅の中で通り過ぎたりどこかで見たり、そんな印象を明るくさわやかな色彩で描いています。確かに通り過ぎる記憶が曖昧な生と人間を作っているのだなと思うし、それを鋭く捉えている中島は力があるなと感じました。
それから「旅するアート」展のいくつかのインスタレーション作品が館内外で展示されていました。(写真⑮⑯)
久しぶりに現代美術を堪能した一日でした。

宮脇愛子「うつろひ」
写真⑫
荒川修作+マドリン・ギンズ「偏在の場・奈義の竜安寺・建築する身体」
写真⑬
岡崎和郎「HISASHI−補遺するもの」
写真⑭
中島麦の作品
写真⑮
中島麦の作品
写真⑯

 

美研のあれこれ⑤

ハロウィングッズ集合
ハロウィングッズ集合

1.卒研中間発表会(10月5日)

今年もまた恒例の卒業研究中間発表会がありました。(写真①)

発表者は4年生8名(絵画専攻2、デザイン専攻1、彫刻専攻2、工芸1、美術教育専攻2)。

この中間発表では、3年後期から約1年間、演習 Ⅱ 授業やゼミなどで研究してきた卒業制作(論文)の概要を全専攻生と教員を前にして発表します。
来年2月の発表会及び美術館での展覧会が最終発表の機会になりますが、研究段階としてはこの時期がもっとも大切で、この発表会までに研究作品のコンセプトとスタイルを確立し、どのような卒業作品となるかを示さなければなりません。

卒業研究中間発表会
(写真①)

今年も絵画ゼミ生の研究経過をちょっとだけ紹介すると、
Fさんは、不安や虚無感などのネガティブな感情が、弱くて脆い人間の真実だと感じ、その不安定な感覚を、自分が幼少期から経験してきた記憶–蝶や虫の羽、植物の葉などとの関連–から形象化しようとしています(写真②)。
Fさんのような、若く元気なお嬢さんがこのような感覚を内に携え、それを作品化しているところが今日的?と言えるでしょうか。ウエットだけど軽く、曖昧だけどキュートで、鑑賞者の心にシンと沁み入るような形体と空間は生まれるでしょうか。
Hさんは一般の人が何とも思わない、あるいはかわいいとかおいしいとか感じるもの、例えば人形とか苺や桃などのくだものとかに不快感を覚えていました。今ではトラウマとなっているそのような気持ち悪さを画面にぶちまけることにより、理解され難い個人の感覚を作品化することをテーマとしています(写真③)。
多量のメディウムや油彩絵具を使い、抽象化させた画面はかなり迫力が出てきました。ただ画面を気持悪く見せればいいのではなく、いわば捨て鉢な叫びのようなものが、個人のものでしかないものを「ふーむそういう感覚あるかも」と思わせることができるかがポイント。
あと2カ月!2人のこれからの精進が期待されます。

Fさんの作品
(写真②)
Hさんの作品
(写真③)


2.公開講座-版画講座(10月13日~11月10日)

生涯学習センター主催の一般向け講座ですが、今年も昨年に引き続き「ドライポイントプレートで凹凸版刷りを楽しもう」と題して版画の講座(全4回)を開きました。(写真④)
基本的にはドライポイントですが、版に厚紙を使いそれにニードルやビュラン、ルーレット等の道具で線描する(いわゆるドライポイント版画)の他に、紙や布などのコラージュを施して様々な表現効果が楽しめます。(写真⑤)

また1つの版で凸版刷り、凹版刷り、凹凸版刷りの3種類の印刷をすることで、それぞれ違った表情の作品ができ、刷りも楽しめる版画です。(写真⑥)

たくさんの作品ができました。できた作品を飾って発表会です。(写真⑦)

版画の講座
(写真④)


版画の講座2
(写真⑤)
版画の講座3
(写真⑥)


版画の講座発表会
(写真⑦)

3.教科内容学研修会 「増井三夫氏講演会」(11月9日)

私たち教育学部教員5人で共同研究している「教科内容学研究の開発と推進」プロジェクトも3年目を迎えました。
今回の研究会は聖徳大学児童学部教授、増井三夫氏による講演会と討論会を行いました。
演題は「教科内容学の現状と課題内容構成研究」。
増井氏は長年にわたり教科内容学の研究を進められており、現在内容構成学研究において先導的役割を果たされている方です。
「教員養成における教科内容学研究」(日本教育大学協会特別研究助成事業)、「教科専門と教科教育を架橋する教育研究領域に関する調査研究」(文部科学省先導的大学改革推進委託事業)等数々のプロジェクトの中心となって多くの著書や論文を発表されています。
今回の講演会では教科内容学研究の歴史や現状、また現在の論点やご自身の立場などをご講演いただきました。
その後の質疑応答では、教科内容研究は「学」と成り得るか、教科専門教員による教科内容授業の在り方とはといった問題が出され活発な議論がなされました。
島根大学教育学部で2004年から行われている「教科内容構成研究」授業を進めている私たちにとって、今回の講演会は教科内容学について初めて網羅的に把握できたばかりでなく、私たちの授業が全国的趨勢の中でどのような位置にあり、どのような意義があるのかを知り、また「教科内容構成研究」授業の在り方を省みる絶好の機会となりました。(写真⑧)

教科内容学研修会 「増田三夫氏講演会」
(写真⑧)

美研のあれこれ④

美術館ワークショップのノリ蒸し器
美術館ワークショップのノリ蒸し器

1.オープンキャンパス(8月11日)

島根大学教育学部は8月11日(木)にオープンキャンパスを開催しました。
午前中の全体説明に続いて午後は各専攻で個別入学体験が開かれました。
「美術専攻」では去年に引き続き以下のような内容で実施しました。

専攻・コース入学体験 「ようこそアートの世界へ」
① 美術専攻4年間の学びについて
美術の各分野の紹介のほか、パワーポイントでカリキュラムの特徴・学生生活・実習や専攻別体験などを説明しました。(写真①)
②推薦・前期入試について
推薦入試の内容と前期入試について説明し質問を受けつけました。
③公開講義 (美術科教育室)
「各描画素材の表現の特質と用法について」と題して、私が「絵画概論」の授業でやっている内容をもとにして、油彩やアクリル・水彩作品の制作について技法や描画素材等の説明や技法について簡単な講義をしました。(写真②)
④絵画室などの施設と学生作品見学
⑤在学生との交流会(写真③)
⑥「持参作品の講評」 
参加者が持参したデッサン、水彩画、油彩画、彫刻・工芸作品、ポスターなどのデザイン作品等を専攻の教員が講評・アドバイスをしました。

美術専攻4年間の学びについての説明
(写真①)


公開講義 (美術科教育室)
(写真②)
在学生との交流会
(写真③)

私たち教員は特に⑥の「持参作品の講評」に力を入れたいと考えています。たくさんの高校生の作品を見、またそれを通して高校生や先生方との交流を深められたら幸いです。また茶菓子を囲んで在校生が学生生活や授業の様子などについて気さくに話をする交流会も好評でした。

島根大学教育学部美術専攻について興味のある方、質問等のある方は新井までメール(arai@edu.shimane-u.ac.jp)にてご相談ください。
なお美術専攻のパンフレット2011年版ができています(写真④)。ご希望の方は上記アドレスまでご連絡ください。

美術専攻のパンフレット2011年版
(写真④:クリックで拡大します-PDF)

2.美術館ワークショップ(8月12日〜15日)

今年も島根県立美術館で子ども向けのワークショップを開催しました(写真⑤)。
これは3年生の専攻別体験学修の一環で、前期の「彫刻内容構成研究」授業の中で企画、題材設定、演習等をし、夏休みに美術館で実習を兼ねてワークショップを開くものです。
このワークショップで学生は美術題材の設定から実際の説明・指導ばかりでなく、様々な参加者との対応までを体験し、すぐ後期に控えている教育実習への基礎を築くものとなります。
今年は8月12日から15日の4日間、同時期に企画展として開催されている、型絵染の人間国宝「芹沢銈介」展とリンクして、型絵染の技法でランチョンマットを制作するワークショップ「手作りノリで型絵染 かんたん!芹沢ランチョン」(写真⑥パンフレット)を開催しました。

子ども向けのワークショップ
(写真⑤)
パンフレット
写真⑥

今回のランチョン制作のメインは芹沢が独自に使用したノリを使用するところ。
もち粉と米ぬかと水を混ぜ合わせて練り、団子状にして蒸したものをノリとして使います(写真⑦)。
型紙と網の上からノリを付け(写真⑧)、乾かし、独自に調合した染料を塗りまた乾かし(写真⑨)、よく水洗いして(写真⑩)完成(写真⑪)。
とても複雑な手順なので時間もかかり、その分創作の時間が少なくなったのが残念だったですが、3年生7名の説明や事前の準備、また息もぴったりで気持ちの良いワークショップになりました。

ランチョンマット制作工程
(写真⑦)


ランチョンマット制作工程
(写真⑧)
ランチョンマット制作工程
(写真⑨)


ランチョンマット制作工程
(写真⑩)
ランチョンマット制作工程
(写真⑪)

3.教員免許状更新講習(8月25日)

さる8月25日に教員免許状更新講習を開きました。3年前から実施されているものですが、私が担当するのは2回目です。
講習は私がやっている「絵画授業構成研究」という授業から「絵画素材による造形研究」と題して、おもに、近現代の絵画・造形思想から生まれた技法や形式を講義し、それをもとに演習制作をするという内容です。
美術の先生方のための研修講座なので、美術の授業題材の理解を目的としたものですが、それとともに、あまり型苦しくならず、制作者としてその場の制作を楽しんでもらうような気持ちで行いました。
具体的には上述の「近現代の絵画・造形思想から生まれた技法や形式」-コラージュ・マティエール技法の講義と演習制作をしました(写真⑫⑬)。
お疲れ様でした。

教員免許状更新講習
(写真⑫)
教員免許状更新講習
(写真⑬)

オープンキャンパス&美術館ワークショップ

1.オープンキャンパス

島根大学教育学部では8月7日(土)にオープンキャンパスを開催しました。
午前中の全体説明に続いて午後は各専攻で個別入学体験が開かれました。
「美術専攻」では以下のような盛りだくさんな内容で実施しました。

専攻・コース入学体験 「ようこそアートの世界へ」

①美術専攻4年間の学びについて
美術の各分野の紹介のほか、パワーポイントでカリキュラムの特徴・学生生活・実習や専攻別体験などを説明しました。(写真①)
②推薦・前期入試について
推薦入試の内容と前期入試について説明し質問を受けつけました。
③公開講義 (美術科教育室)
「各描画素材の表現の特質と用法について」と題して、私が油彩やアクリル・水彩作品の制作について技法や描画素材等の説明や技法について簡単な講義をしました。(写真②)
④絵画室などの施設と学生作品見学
⑤在学生との交流会
⑥「持参作品の講評」 
参加者が持参したデッサン、水彩画、油彩画、彫刻・工芸作品、ポスターなどのデザイン作品等を専攻の教員が講評・アドバイスをしました。

オープンキャンパス1
写真①
オープンキャンパス2
写真②

島根大学教育学部美術専攻について興味のある方、質問等のある方は新井までメール(arai@edu.shimane-u.ac.jp)にてご相談ください。

なお美術専攻のパンフレット2010年版ができています(写真③)。ご希望の方には送りますので上記アドレスまでご連絡ください。

美術専攻パンフレット
写真③(クリックで拡大します[PDF])

2.美術館ワークショップ

島根大学教育学部美術専攻では毎年夏に島根県立美術館で子ども向けのワークショップを開催しています。
これは3年生の臨床体験学修の一環で、前期の「彫刻内容構成研究」授業の中で企画、題材設定、演習等をし、夏休みに美術館で実習を兼ねてワークショップを開くものです。
このワークショップで学生は美術題材の設定から実際の説明・指導ばかりでなく、様々な参加者との対応までを体験し、すぐ後期に控えている教育実習への基礎を築くものとなります。
今年は8月12日から15日の4日間、同時期に企画展として開催されている「奈良原一高」展とリンクして、写真の原理を使ったワークショップ「キリ撮れ!光の写真隊」(写真④パンフレット)を開催しました。(写真⑤⑥)

ワークショップパンフレット
写真④


ワークショップ
写真⑤


ワークショップ
写真⑥

これは印画紙にいろいろなものを置き、感光することによってできた影の形を楽しむものです。
私も指導方々実際に制作してみました。(写真⑦)

ワークショップで制作した作品
写真⑦

島根大学教育学部では1年前期の実習Ⅰから4年の実習Ⅵまで、教育実習の時間を多く取って経験を積み重ねるカリキュラムになっていますが、その他に専攻別の体験学修としてこのような企画を多く設定し学生の教育全般の力量を付けるようにしています。
あと、美術の専門実技も頑張って!というところ。

美術館ワークショップ(2009/1/17,2/1)

島根県立美術館で「あなただけのオリジナル版画を作ってみよう!」というタイトルのワークショップをしました。
1回目は1月17日、「まつえ市民大学 芸術文化カレッジ 美術コース」の皆さんに開講。
シルクスクリーンのカッティング法で自分のオリジナルマークをTシャツにプリントする講座です。(写真1,2)

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写真1


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写真2

受講生が60人と多かったので午前と午後の2回に分けて行いました。
お年寄りの方が多かったにもかかわらず、楽しくセンスのいいTシャツがたくさんできました。(写真3)

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写真3

この講座を開催するのに、受講生が多く、一人ではとても指導しきれなかったので、美術専攻の学生を10人アシスタントとして各テーブルごとに配置しました。(写真4)

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写真4

その学生も実はシルクスクリーンは全然知らなかったので、まずは学生に教え、彼らがアドバイス、補助ができるようになるまで鍛えなければならず、それがまた一苦労。
去年の11月から4回講習をして、技法を覚え、制作手順を書いた掲示物なども作り、なんとか実戦に間に合いました。
当日学生は実際に自分達のトレードマークをプリントしたTシャツを着て補助員をしました。(写真5)

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写真5 [恋人募集中!]

大変でしたが10名の学生の働きでWSがとてもうまくいったと思います。
2回目は2月1日。
今度は美術館主催で一般の方を受講生にして行いました。
もう慣れたもので制作の指導、補助もすいすいできました。
その日の打ち上げは楽しかった―。

 
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