作品を寄贈しました。(2020.1)

2019年11月の「新井知生の40年と教え子たちの今」展を観覧された方々と知り合いになり、その後もお付き合いをさせていただいていて、いくつかの作品がその方々の経営するレストラン等に貰われていきました。

松江市の多国籍料理レストラン[Green’s Baby]さん。
1980年作、CUBIC STUFFシリーズの最初の頃の作品です。絵具をアクリルに替えてこれを作りましたが、40年以上たってもその色は褪せていません。

多国籍料理レストラン[Green’s Baby]
(写真1)

それから、その斜め向かいのゲストハウス[kitatono]のレセプションにも置いてあります。
1993年作のSTUFFシリーズの作品。
Green’s Babyもこの作品もそれぞれの空間にぴったりで、ずっとそこにあるようになじんでいます。

ゲストハウス[kitatono]
(写真2)

松江市の花屋[ランパルフェ]さんに作品を2点飾っていただいています。
店内のなんとも言えないシックで優雅な雰囲気に溶け込むように設置されています。
花に囲まれている作品はコラグラフ版画4枚を組み合わせています。ニューヨークの版画工房でコラグラフを制作して、帰国してすぐの作品。
もう1点はその奥のワークショップなどをするスペースに置かれています。
ランパルフェさんはそれほど広くないのですが、大きな作品が違和感なく飾られています。

花屋[ランパルフェ]
(写真3)
花屋[ランパルフェ]
(写真4)

他に島根大学教育学部(写真5)、今岡美術館、中浦本舗本店、出雲ケーブルテレビ(写真6)などにも寄贈しました。

島根大学教育学部
(写真5)
出雲ケーブルテレビ
(写真6)

「新井知生の40年と教え子たちの今」展が終了しました。
(2019年12月5日)

たくさんの皆様にご覧いただきありがとうございました。
この展覧会は「新井知生」の40年に及ぶ制作活動を、年代と作品シリーズをもとに展示し、また卒業した教え子たちの今の作品も展示し、それを通して同じ長さで携わった教員としての活動の一端も同時にお見せするものでした。
1年半前に島根県立美術館の一般ギャラリー全室を借り上げてから、実行委員会を立ち上げ、会議と準備作業を定期的に行い、1/20模型で展示作品を決定し、古い作品を倉庫から引っ張り出し、自分で写真に撮り90ページの作品集も作成しました。また前日の搬入・飾り付けから会期中の会場係、アーティストトーク、懇親会、片付け・搬出まで多くの参加メンバーと学生に助けられてやってきました。
この展覧会は「新井知生」の集大成ではありますが、私はそれをいかに「新井知生」の望む形で皆様に伝えるか(「新井知生」のことを一番良く知っているのはたぶん私です)、また興行的にどうしたら展覧会がうまくいくかにかかりっきりになっていて、終わった今、何の感慨もありません。ただ、ほぼやり遂げたのではないか。行き届かないところがあったとしても、私の力ではこれが精一杯でしたと言えるだけはやったと思ってます。
(良くも悪くも)制作者・教育者としての「新井知生」はもうすでにあり、今回の展覧会で私はそれをプロデュースする楽しさと大変さを味わったところです。
ともかく実行委員はじめほんとうに多くの皆様に助けられて無事終了することが出来ました。
ありがとうございました。

※展覧会場の様子は「exhibition」の「新井知生の40年と教え子たちの今」展(2019.11.27-12.2)をご覧下さい。
こちらには、この展覧会のための準備や飾り付け、レセプション、アーティストトーク等の様子を載せます。

「新井知生の40年と教え子たちの今」展DM
「新井知生の40年と教え子たちの今」展ポスター
「新井知生の40年と教え子たちの今」展
「新井知生の40年と教え子たちの今」展
「新井知生の40年と教え子たちの今」展
「新井知生の40年と教え子たちの今」展
「新井知生の40年と教え子たちの今」展
「新井知生の40年と教え子たちの今」展
「新井知生の40年と教え子たちの今」展
「新井知生の40年と教え子たちの今」展
「新井知生の40年と教え子たちの今」展
 
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