ヨーロッパ研修旅行(2009.9.4〜9.25)

学部のサヴァティカル研修制度を利用して9月4日から25日までの3週間、ロンドン、
バルセロナ、マドリッド、アムステルダム、ブリュッセルを巡り研修をしてきた。
今回の研修は、各地で美術館、博物館や現代美術系ギャラリーの展示を観覧し、歴史的作品の再評価、再確認(自分の今までの経験との再会とも言えること)と、現代の美術状況の把握を主たる目的としたものであった。
上記の目的のため研修計画を立て、実際には次のような施設の観覧・資料収集をおこなった。

9月4日−9月11日 イギリス・ロンドン
○公立美術館
 大英博物館 テイトギャラリー テイトモダン ナショナルギャラリー
○現代美術私設ギャラリー
 ヘイワードギャラリー サーチギャラリー サーペンタインギャラリー
 ホワイトチャペルギャラリー ホワイト・キューブ バービカン・アートセンター
 (ICAセンター、ジャーウッドギャラリーは展示替え期間のため閉廊だった)

大英博物館
大英博物館
テイトモダン
テイトモダン

9月12日−9月15日 スペイン・バルセロナ
○公立美術館
 ピカソ美術館 バルセロナ現代美術館 ミロ美術館
 (アントニ・タピエス美術館は改修工事のため閉館していた。また当然のことながらサグラダ・ファミリア、カサ・ミラ、グエル公園をはじめとするアントニ・ガウディの建築やカタルーニャ音楽堂等、他のモデル・ニスモ建築の見学も行った)

池に映るサグラダ・ファミリア
池に映るサグラダ・ファミリア
バルセロナ現代美術館
バルセロナ現代美術館
バルセロナのギタリスト
バルセロナのギタリスト
ミロの彫刻(ミロ美術館)
ミロの彫刻(ミロ美術館)

9月16日−19日 スペイン・マドリッド
○公立・私設美術館
 プラド美術館 ティッセン・ボルネミッサ美術館 ソフィア王妃芸術センター
 (街全体が世界遺産になっているトレド観光)

プラド美術館
プラド美術館
王妃ソフィア芸術センター
王妃ソフィア芸術センターの
リクテンシュタイン

9月20日−9月24日 オランダ・アムステルダム
○公立美術館
 国立博物館 ゴッホ美術館 レンブラントの家 市立美術館ビューロー
○現代美術私設ギャラリー
 ギャラリーガブリエル・ロルト、ギャラーリーナイン等アムステルダム・ヨルダン地区を中心に現代美術ギャラリーを観覧
 (市立美術館は改修工事のため閉館中だった)

アムステルダム・ゴッホ美術館
アムステルダム・ゴッホ美術館
・コンセルトヘボウの空
アムステルダム・トラム
アムステルダム・トラム

9月22日 ベルギー・ブリュッセル
○公立美術館
 王立美術館

芸術の丘からの眺め
ブリュッセル・芸術の丘からの眺め

滞在中毎日歩きまわり上記のようにかなり多くの美術施設の観覧・見学・資料収集を行っている。上に書いてない世界遺産を含めると40か所くらいにはなると思う。
今後この成果についてこのTOPICSでできるだけ報告をしたい。ただ、ここには報告書を載せる必要はないので、個人的に感じたこと・経験したことの中で実感としておもしろかったことを書いてみたいと思っている。
もちろん専門の作品鑑賞について述べたい部分もあるが、それとともに今回は誰にも頼らない個人の一人旅としての海外旅行ということが大きな特徴であり、私自身にとってそこで起こった数々のエピソードが実にこの旅行の醍醐味であったと思っている。
それらはつまり海外での行動の取り方、具体的には乗り物の利用や移動の仕方、そこで起こった数々のアクシデント、出会い、実感としての文化や民族の違いなどである。
1度もタクシーを使わなかったし、日本食も食べなかった。地下鉄のプリペイドカードを擦り切れるほど使った。機内荷物は届かなかったし、ビールかけ強盗に会い、リコンファームの予約番号は違っていた。
今、私の中に渦巻いているそれらの出来事をなるべくトピックごとにまとめて、今後折を見てレポートしていきたい。できるだけ単なる報告ではなく、一人で海外に出かけ方へのアドバイスになるような視点で。


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